2年ほど前に購入したダイソンV8
最近電池の持ちがすっかり悪くなり、いくら充電しても数分程度で止まってしまう。
まぁ、バッテリーの寿命だなと思い、購入しようとネットで調べると・・・
なぜか純正バッテリーはどこにも売っていない!
さらに調べると純正バッテリーを購入するにはダイソンのカスタマーセンターに
電話で注文するしかないとの事!
面倒だなと思っていると互換バッテリーが売られていたのでまぁいいかと
amazonで購入。
届いたのがコレ、
見るからに怪しい無地の箱。
更に怪しさを増す無記名の保証書、
商品名も製造番号もメーカー名も販売店名も真っ白。
コレで何をどうやって保証するの?
大丈夫かいなと思い、ネットで「ダイソン 互換」で検索すると、
ダイソン 互換バッテリー 発火⁉
なななんと、今年に入ってから火災事故が8件、そしてそのうち5件が先月・・・
経済産業省から「直ちに使用を中止して下さい」との通達が8月9日付けで出されている。
よく読むと、発火したバッテリーは各々違うブランド名であったものの、
分解したら中身は全て同じ物だったらしい。
SHENZHEN OLLOP TECHNOLOGYと会社名の表示があるとか、
で、届いたバッテリーを見てみると・・・
無い、その会社名の表示は無い。
だが、純正品の2800mAhが3000mAhにパワーアップされているのは事故が起きた物と同じ。
って言うか、ここにも製造元の表示が無い!
どんどん漂う危険臭・・・・・。
怪しすぎる!
amazonでの購入時の販売店名を見てみると・・・
シェ、Shen zhen・・・
メーカー名と取るべきか、ただの地名と取るべきか・・・
いずれにしろ、もう使う気になれない事だけは確か。
発火して火災だよ、火災!!!!
先月5件だよ!!!!!
仕方がないので純正品を買い直そうと面倒だがダイソンのカスタマーセンターに電話・・・
が、カスタマーセンターあるあるで、何度掛けても混み合っていて繋がらない。
「こんな事だからあの国のパチモン業者がつけあがるんだ!」と思っていると
HPにチャットルームがある事を発見。
ここでサクッと注文出来ました。
明日着予定。しかし使う前に調べて良かった、危なかった。
危うく火事になる所だったよ。
さて、不要になった危険なパチモンバッテリーですが、開封してしまったし、
どうせ返品は無理だろうなぁと思いつつも・・
この通り、経済産業省からamazonにも販売自粛の協力要請が出されているにも関わらず、
未だに出品されているのは危険なので、「商品への問い合わせ」の形で連絡。
対応は早かった。
返品、返金に応じるので当該商品を送ってくれとの返信が即座に。
しかも、あっという間に
調査中の商品として在庫切れ状態、つまり販売中止。
そりゃそうだよなぁ、充電中に発火、火災だもんなぁ。
今朝現在「shen zhen」と名の付く出品者では、ダイソンの互換バッテリーの出品は皆無。
昨夜までは他機種用も含めていっぱいあったんですけどね。
ただし、別の出品者名では相変わらず堂々と売られています。
もちろん中国製のダイソンの互換バッテリー全てに発火の可能性がある訳ではないし、
分解してみない限り発火した商品と同じ製品であるか
調べようがないのだから仕方がないでしょうけど・・・
けど、
「中国製のダイソンの互換バッテリー」で発火、火災が既に8件起きている事、
そして経済産業省が使用中止を通達している事は紛れもない事実です。
ま、大手モールの商品だからと過信せず、購入者側が自衛するしかないって事だよな。
さて、ついでなので「中国製の互換バッテリー」について更に調べてみると、
本当にヤバイのはマキタ等の電動工具用の互換バッテリーと充電器だそうな。
表沙汰になっていない事故が多数発生しているらしい・・・。
そしてそれらはやはり堂々と大手ネットモールで未だに売られています。
恐ろしい・・・・・。
穿った見方で見れば、憎むべき小日本国向けに故意に・・
いやいや、まさかそれは無いでしょうけどね。
まぁ、HUAWEIの件もある事だし、かの国の製品には手を出すなって事ですな。